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2016年7月 1日 (金)

2016年7月のコラム その1 ~トランスポーターの取っつきにくさについて~

2016年7月の薬局にソクラテスがやってきた」その1
薬物トランスポーターの記事がすんなり頭に入ってこない理由。
知っておくこととイメージすること。

【第63回】


 CYP阻害薬にも飽きてきたので、今度はトランスポーターに手を出してみました。そもそもなぜトランスポーターはわかりにくいにか? そういうアプローチで迫ってみました。

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 例によって、僕は知識の断片をつなげるために“まとまったものを読む”わけですが、トランスポーターといえば、この一冊です。トランスポーターだけで200ページ以上あります。面白いですよ。


 ところで、P-gpはどのように表現されてますか? 添付文書をのぞいてみると、P-gpの基質であるジゴキシンには「本剤はP糖蛋白質の基質であるため、本剤の血中濃度はP糖蛋白質に影響を及ぼす薬剤により影響を受けると考えられる」とあります。一方、基質であり阻害剤のワソランには、「本剤は P‐糖蛋白の基質であるとともに, P‐糖蛋白に対して阻害作用を有する」となっています。

 “質”とか“‐(ハイフン)”ってあってもなくてもいい? 今回の記事から“P糖蛋白(P-gp)”で統一しようかと思います。それにしても添付文書の表現くらいは統一してもらいたいものです。

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