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2016年4月22日 (金)

2016年4月のコラム その2 ~ヴィキラックスとCCBの併用はできるかぎり避けよう~

2016年4月の薬局にソクラテスがやってきた」(その2)
CYP3A4阻害薬第2弾!
「リトナ・ブースト」ってなんかの必殺技みたい(笑)

【ヒット記事再録】


 副題をつけるとすれば「機序不明の陰にトランスポーターあり」です。そして、「実に複雑だ」。

 【ヒット記事再録】グリベンクラミドを飲んでいるRさんに、CYPを誘導するリファンピシンが追加になった。そこで「グリベンクラミドの効き目が少し弱くなるかもしれない」と指導したら、後日Rさんは低血糖に…。これは添付文書やインタビューフォームには載っていない作用機序が関わっている、と山本氏は指摘します。
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山本雄一郎の「薬局にソクラテスがやってきた」:薬局で生じる数々の疑問を山本氏がモノローグ調で解き明かすコラム。2014年1月から連載開始。※記事は2014年に公開されたものです。現状と異なる可能性があります。


【第54回】


 とかく価格ばかりが話題となりがちなDAA治療ですが、僕らはまず飲み合わせに注意しないといけません。

 C型肝炎に対する経口薬治療の選択肢には、ハーボニー配合錠、ヴィキラックス配合錠、ダクルインザ+スンベプラ(併用療法)があります。ヴィキラックスはハーボニーに比べて併用禁忌や併用慎重が多いのですが、それはヴィキラックスにHIVプロテアーゼ阻害薬のリトナビルが配合されているため。その注意点や機序を分かりやすく解説します。

 現在、ヴィキラックスの第4回の市販直後調査状況報告の実施中ですが、投与9日目に多臓器不全により死亡に至った症例が報告されたようです。この症例ではニフェジピンの最大用量80mg/日が併用されていたとのこと。投与開始初日より血圧低下が認められ、6日目にすべての内服薬を中止するも回復することなく死亡。

 やはりヴィキラックスを選択する際には、できるかぎりカルシウム拮抗薬の併用を避けたほうがよさそうです。

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