« 第48回日本薬剤師会学術大会分科会12をふりかえる | トップページ | 2015年12月のコラム ~リリカの別の話題と腎機能の評価それ自体~ »

2015年12月18日 (金)

「ソクラテス流・CCrとeGFRの使い分け」の補足・訂正

2015/12/16にアップした日経DIOの記事
の補足・訂正です

 記事の後半、「一方、CG式で求めたCCrは加齢とともに腎機能を過少評価する傾向があるため、高齢フレイル患者において、eGFR(mL/分)よりも予測精度が高くなる」この部分の説明のために、ファルマシアの図1を引用しました。しかし、この部分を説明するためには、文脈的にも下の図2を持ってくるほうが適切でした。

Photo   (ファルマシア2015;51(9):863-7.より引用)

 こちらはx軸に年齢を持ってきており、「加齢とともに」という表現をよく表しています。コラムで用いた図1は85歳固定ですから、「加齢とともに」が表現できません。そして、x軸が体重。つまり、CCrに肥満体重を用いるのは危ないといった説明をするのには適していました。

 図2を見ると、「25歳を超えると、CCrが年に1%ずつ低下していく」という考えがCCrの場合であるということがよくわかります。右下がりの一直線ですね。対して、eGFRの方は緩やかに低下しています。ふつうはこういう曲線を描くわけです。

 今年、最後の記事も詰めが甘く、申し訳ありません。記事を放って時間が経っていますので、当ブログへにて補足・訂正の形にさせていただきました。

 来年もよろしくお願いいたします。    

 山本雄一郎

 

にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ

薬剤師ブログタイムズ ブログランキング参加中! クリックしてこの記事に投票

 

|

« 第48回日本薬剤師会学術大会分科会12をふりかえる | トップページ | 2015年12月のコラム ~リリカの別の話題と腎機能の評価それ自体~ »

(17) 今月のコラム(DI online)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ソクラテス流・CCrとeGFRの使い分け」の補足・訂正:

« 第48回日本薬剤師会学術大会分科会12をふりかえる | トップページ | 2015年12月のコラム ~リリカの別の話題と腎機能の評価それ自体~ »