活動休止のお知らせ
先日の第13回日本薬局学会学術総会にお越し頂いた皆様、誠にありがとうございました。2日間で3講演というのは初めてのチャレンジでしたが、無事にお届けできてホッとしております。年内は来月の腎薬(熊本)と長崎です。2020年は8月までに7講演+期日未定のエクスファルマが予定されています。これらは約束通りに頑張ります。が、ここらでいったん個人的な講演活動は中止とさせてください。すみません。薬歴については拙著『誰も教えてくれなかった実践薬歴』と「調剤と情報」の2019年4月号~9月号を参照していただければと思います。先の学会のあと、いくつか講演オファーを頂きました。たいへんうれしく光栄にも感じています。講演をするたびに新しい出会いとともに新しい発見があって、そして嬉しい言葉を耳にしては充実感でいっぱいになります。その一方で、からからになっていくじぶんも同時に存在しているように感じるのです。こんなアンビバレントな感情を抱えながら取り組んできましたが、ごまかしながら進むじぶんにちょっと待ったをかけようと思うのです。
「薬局にソクラテスがやってきたの更新間隔が伸びてきてますよね」うん、わかるよね、やっぱり。連載開始当初、担当者からWEB連載が月1本なんてありえないですよ、と発破をかけられ、月2~3本でのペースではじめ、僕と担当者の双方の理由により月1で続けていくことになり、いまでは2カ月に1回の更新に。ただ書くだけなら、たいして難しくはないんです。でも質は落としたくない。薬学って面白いと感じてもらえるようなコラムでないと薬局薬学のエディターである僕が書く意味がない。投薬していると、あーこの症例をベースにあのネタを、なんてしょっちゅう考えてはいるんですが、まとまった時間がとれずに、メモはメモのままの形でノートに残されたままで…。それとも、質を落としたくない、というじぶんでかけた呪いにかかってしまっているんでしょうか。でも、なんとか100回までたどり着きました。こういう切りのいい数字は危険ですね(笑)危ない、危ない。とりあえず年内は100回で終了です。年明け、きっとソクラテスはこのブログの更新とともに戻ってくると思います。たぶん。
薬局薬学のエディター 山本雄一郎
最近のコメント